2025年のシンガポールでは、大型コンサートが同時期に開催されました。
①日本人アーティスト ②K-POPアーティスト ③グローバルアーティスト
の3つのセクションにわけて、どんなコンサートが開催されたのか振り返ってみましょう!
① 2025年 シンガポールでコンサートを開催した日本人アーティスト
YOASOBI:YOASOBI ASIA TOUR 2024–2025 “cho-genjitsu”


- 日付:2025年2月23日(日)
- 会場:Singapore Indoor Stadium
概要
7都市を巡るアジアツアーの一環として開催。
アリーナ規模・2Days公演がソールドアウトし、
日本人アーティストとしては最大級の動員規模を記録!
FLOW WORLD TOUR “ANIME SHIBARI 2024–2025”

- 日付:2025年5月8日(木)
- 会場:The Star Theatre
- 概要:アニメ主題歌のみで構成される”ANIMESHIBARI”ワールドツアーのシンガポール公演。
日本のアニメ文化とロックを結びつける存在として、FLOWは東南アジアで安定した支持を得ています。
Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana”

- 日付:2025年5月21日(水)
- 会場:Singapore Indoor Stadium
- 概要:2度目のワールドツアー「Hibana」のアジア公演の一つ。シンガポールでは初の単独公演で、インドアスタジアム規模を実現。若年層を中心に、日本人ソロアーティストとしては異例のスケール感を示しました。
浜崎あゆみ ayumi hamasaki ASIA TOUR 2025
A: I am ayu – ep.Ⅱ

- 日付:2025年7月5日(土)
- 会場:Singapore Indoor Stadium
- 概要 長年のキャリアを持つ日本の歌姫によるアジアツアーの一環としてはじめての単独公演をアリーナ規模で開催。日本のポッポアイコンの存在感を示しました。
Concert review: Ayumi Hamasaki’s first S’pore solo show blends iconic songs with theatrical flair
https://www.straitstimes.com/life/concert-review-ayumi-hamasakis-first-spore-solo-show-blends-iconic-songs-with-theatrical-flair
BE:FIRST BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-

- 日付:2025年7月5日(土)
- 会場:Capitol Theatre
- 概要:7人組ボーイズグループ、BE:FIRST(ビーファースト)の初の世界15都市ツアー。
メンバーのRYOKIが、7月5日のWorld Tour シンガポール公演をもってBE:FIRSTとしての活動を一時休止すること発表され、話題の公演に
MY FIRST STORY FLEX TO THE MAX TOUR 2025

- 日付:2025年7月13日
- 会場:Sands Theatre(Marina Bay Sands)
- 概要:ファン待望!5年半振りのアリーナツアーかつ2011年の結成以来初のアジアツアー
SCANDAL SCANDAL TOUR 2025 “LOVE, SPARK, JOY!”

- 日付:2025年7月13日2025年9月13日
- 会場:The Star Theatre
- 概要:6年ぶりのシンガポール公演かつ今回のツアーでは唯一の東南アジア公演。
「鋼の錬金術師」「BLEACH」などの人気アニメのテーマ曲で海外ファンも多く、待望の再演!
優里(YUURI)YUURI ASIA TOUR 2025

- 日付:2025年9月27日(土)
- 会場:The Star Theatre
- 概要:アジア各国のアリーナを含めた史上最大規模25万人動員となる初のアジアアリーナツアー。日本語の歌詞をそのまま届けるスタイルが、アジア圏でも受け入れられていることを示した公演。
SEKAI NO OWARI PHOENIX Asia Tour

- 日付:2025年10月4日
- 会場:Arena @ Expo
- 概要:アジア6都市7公演を巡るツアーとなり、SEKAI NO OWARIとしては2019年に開催した<ASIA TOUR「The Colors」>ぶりのアジアツアー
yama Asia Tour 2025『虎視眈々』

- 日付:2025年10月20日(月)
- 会場:Capitol Theatre
- 概要:ボカロシーンから飛び出し、2020年にメジャーデビューを果たした素顔を見せないアーティストyama。2度目のアジアツアーは5都市を回るツアー。
緑黄色社会 ASIA TOUR 2025

- 日付:2025年11月9日
- 会場:The Theatre at Mediacorp
- 概要:初のシンガポール公演が実現。
アジア市場での足場を今回で築いたことでしょう。
その他 シンガポール公演
- The Music of STUDIO GHIBLI Original Singers Symphony
- the Sakura Anime Garden at Gardens by the Bay:ASCA, Akari Akase, Hacioji P, Daoko, Mel
- 久石譲コンサート at Esplanade Concert Hall
- AFA Singapore:asmi、SPYAIR、May’n、fhána、HIMEHINA、nonoc、蒼井翔太(Shouta Aoi)
高橋洋子(Yoko Takahashi)、ALI、ハチオウジP(Hachioji-P)異世界ジョウチョ 水曜日のカンパネラ(Wednesday Campanella)、NOMELON NOLEMON
② K-POPアーティストはどんなアーティストが来た?
2025年のシンガポールでは、K-POPアーティストによる巨大ツアーも多数開催されました。
K-POPにとってシンガポールは、東京やソウルと同列、もしくはそれ以上に重要な都市です。

シンガポールでのスタジアムツアーは、東南アジア全域を代表するマーケットであり、
インドネシアやマレーシア、タイから国籍を超えたファンを集めることもできます。

またアジアで大きな壁となる「英語運営」がシンガポールでは楽々可能なため、
グローバルなチームであればあるほど、シンガポール公演では最適です。
- SEVENTEEN
- Stray Kids
- TWICE
- BLACKPINK
これらのK-POPアーティストは、シンガポールを重要拠点とみなし、
数年前から「数万人規模ナショナルスタジアム×複数日公演」を前提にツアーから設計がされているため、
動員規模、広告、来場者によるSNSでの拡散などを含め、
シンガポールや近隣国への人々影響力も桁違い!となっています。
※BLACKPINKはシンガポールで15万人動員
また HYBE所属アーティスト(BTS、SEVENTEEN、ENHYPEN)はシンガポール観光庁と
パートナーシップを結んでおり、MV撮影やイベントを通じて観光地としての魅力を発信するなど、
シンガポールはK-POPカルチャーを支える重要な拠点となっています。
③ グローバル・スタジアム級アーティスト

- Lady Gaga
- Olivia Rodrigo
- Bruno Mars
- Black Eyed Peas
- Tyla
- Doja Cat
2025年は上記世界的セレブ・スターがスタジアムで公演を行っています。
彼らにとってシンガポールは、アジアツアーをまとめて成立させるための
“ハブ”都市という位置であることが多いのですが、その理由は
①シンガポールは、政治・治安・インフラが安定
②スタジアム、空港、ホテル、輸送が高水準
③東南アジア全域から観客が移動してくる「ここ1都市で複数国分を回収できる」都市
この3つの大きな理由。
あえて近隣国(タイ/マレーシア/インドネシア等)をあえて回らないケースもあります。

まとめ:シンガポールは「鏡」である
シンガポールは、アーティストの実力や流行ジャンルの人気を測る都市ではありません。
むしろ、そのアーティストやチームが
どんなビジネスモデルで世界を見ているかを映し出す「鏡」といってもよいかもしれません。
日本人アーティストがシンガポールで成功するには、K-POP型をフォローする必要はありません。
むしろ重要なのは、
- 日本独自の文脈(音楽 × アニメ × 物語)
- 適切な会場選定
- 長期視点での拡張設計
シンガポールは、それを安全に試し、育てられる数少ない都市です。
2026年のツアー動向も楽しみですね!